家族に迎えるワンちゃんが決まってこれからの生活に嬉しさでわくわく、いざ家に連れて帰って来て、「あれ…何をしてあげたらいいんだっけ?」って困らないように、ワンちゃんを迎えてから知りたいことを、私の体験からまとめてみました。
今はワンちゃんと生活して5年経って自信もありますが、お互いが新しい生活に慣れるまでに1か月程かかったと記憶しています。
引き取った先から、いままでどのような生活をしてきたのか、詳しく聞いておくと育てやすいと思います。食事の量、時間、排泄の事、性格、その後の予防接種の事などです。
飼い主さんが戸惑わないように、子犬にとっても最高な場所になるように、是非参考にしてみて下さいね。
初日~ゆっくり休ませてあげて環境を整える
これから安心して休んでもらうサークルを設置してあげて下さいね。サークルはこれから落ち着いて休んでくれる犬にとって大切な場所になって行きます。
場所は落ち着けて、飼い主さんが感じられる場所がベストだと思います。我が家はリビングの隅っこです。
子犬が家にやってきて新しい環境で隅っこに隠れて戸惑うかな…って思ったら部屋を興味深々に、自由ににおいを嗅いでいました。
ワンちゃんは匂いを嗅いで確認して、安全な場所なのか習性があるですね。子犬の月齢や性格にもよりますが、人間がすごく好きで遊ぶのが好きで好奇心旺盛ですね。(私は生後6か月の時に迎えました。)私達家族にも興味深々でした。
でも無邪気そうに見えても、環境が変わって、ストレスで体調を崩してしまう子犬もいるので、サークルでお休みさせてあげて下さいね。
私は最初の1時間出して、サークルでお休みさせての繰り返しを、1週間程度様子を見守りながら続けていました。
慣れだした1週間後は、家族がリビングに居る間は出してました。我が家の子犬はとっても元気に遊んでましたが、観察しながら無理がない程度が大切です。
観察していて体調の変化にはすぐに気づいてあげて下さいね。体調が心配なら病院に連れて行ってあげてくださいね。
※元気がない
※食欲がない
※嘔吐
※下痢
※体を丸めてうずくまっている
快適に暮らしていく為に
お互いが快適に暮らしていく為に飼い主さんは部屋を清潔にしていく事を心がけて下さいね。好奇旺盛なワンちゃんは何でも口に入れてしまうので、注意が必要です。
ワンちゃんの目線になって見渡してみて下さいね。ジャンプしたらとどいてしまう高さに置いてある物も注意が必要です。床に物を置かないようにしておくことを心掛けて下さい。
私の体験では初日に子犬が、ガチャガチャの丸い入れ物を口に入れてしまって、口の中にはまってしまい、慌てて取り出しました。何事もなかったので良かったですが、好奇心旺盛な子犬のうちは特に気を付けて下さいね。
トイレのルールを覚えてもらうしつけ
家に来て一番最初のしつけがトイレトレーニングです。ペットショップに居た時から、サークルの中ではトイレが出来ていたので、とても助かりました。
ここでは、私がどのようにして覚えてもらったか紹介します。失敗が完全になくなるまでに2か月かかりました。
上手く出来なくて困る日もありましたが、もともと頭の良いワンちゃん。必ず覚えてくれるので、焦らないで下さいね。
犬はしつけをしない限り覚えてくれないので、根気が必要ですが、これから長い時間を一緒に過ごす愛犬の為に頑張っていきましょう!
飼い始めて最初の頃はサークルのトイレの排泄を確認してから出していたので、粗相がなくて掃除の手間がなくてよかったですが、長い時間出すようになってくるとしたい所でおしっこをしてしまって困っていました。
まずは部屋にトイレをしてもいい場所を1カ所決めてトイレトレーをおきましょう。
トイレの場所は人の目が気にならない静かな場所にしましょう。人間同様に無防備な状態なので、に落ち着ける場所を犬も好みますね。
なるべく決めた1カ所のほうがわんちゃんが戸惑わなくて済みます。2カ所目はベランダ、庭など外がいいと思います。庭や外でしてくれたらトイレシーツを使わないので助かります。
1箇所目は我が家はキッチンの隅っこに決まりました。2カ所目はベランダです。ワンちゃんも人間同様、人目を避ける場所を好みますね。
最初は違う場所にトイレトレーを置いていましたが、何回もキッチンの隅でおしっこをするので、試しに置いておいたら、成功した!って感じです。
失敗しても怒らずに抱っこしてトイレトレーに連れて行ってお腹を触って「ここでするんだよって」目を見て教えるこんな日々の繰り返し…
間違っておしっこをしてしまった場所は、消臭剤などを使ってにおいを消しておいて下さいね。においがついている所は、してもいい場所だと勘違いしてしまいます。
暮らし始めるとトイレの排泄のタイミングもつかめるようになるので、トイレトレーに連れていくのも早く覚えてもらうコツです。
毎日お世話が必要・動物病院選び

毎日お世話が必要なので、家族みんながお世話が出来ておくと、本当に楽です。ごはん、散歩、トイレの掃除が毎日必ず必要なお世話です。
慣れるまでは大変ですが、慣れると生活の一部になりますよ。
動物病院選び
体調が悪いと病院に連れて行くのもお世話の一つです。かかりつけを早めに決めておくと飼い主さんも、ワンちゃんも安心です。
かかりつけ医さんは、家から近い、新しく出来た病院など、外観がきれいだったからと色々な理由で探すと思いますがいざとなったら命を預ける場所なので、慎重に探した方が良いです。
飼い主さんと相性の合う、動物病院が理想ですが最初はわかりませんね。
私は購入したペットショップの方に色々聞いてかかりつけ医を決めました。
それから同じ病院に通院しています。一度だけ行った動物病院は先生がクールな感じの先生でした。病院によって色々な対応があるなと思いました。
ここでは、良いかかりつ医を見抜くポイントを伝えるので、参考にしてみて下さいね。
※愛犬と獣医さんの相性(受診中の愛犬の様子を見てみる)
※説明が丁寧にしてくれる(飼い主さんが理解できる丁寧な説明がある。)
※質問がしやすい(これは本当に大切。わからない事を聞きやすいと安心出来る。専門用語ではなく説明してくれて安心させてくれる)
※通いやすい場所(定期健診、ワクチン、フィラリア予防薬、ノミダニ薬と通うので近い場所が通いやすい)
※信頼している人からの紹介(実際に通っている人に直接聞くのは安心できる)
動物病院は保険がきかず自由診療なので、安心できる病院を早めに見つけておくと急な体調不良時に慌てなくてすみます。
お散歩デビュー
飼う前はすぐに散歩に連れって行っていいと思っていましたが、家の環境に慣れるのと一緒で、きちんと散歩に適した時期があるんですね。
私はすぐ連れて行きたい思っていたので、散歩が待ち遠しいかったです。お散歩はワクチン接種後になるので、動物病院で先生の許可をとって下さいね。
散歩の許可が出る間は家でリードを付けたり、ベランダに出してあげてましたよ。初めてお散歩で出来たのが家に来て、1か月経った時でした。
今では普通にお散歩できますが、初めてお散歩に連れって行った時は、地面に下したら固まって動かなくなってしまいました。
今では懐かしい思い出です。初日は、5メートルがやっとのおもいで歩けた感じです。抱っこして少しずつ散歩の楽しみを覚えていって、少しずつ歩ける距離が伸びていきました。
お散歩も様子を見守りながらワンちゃんのペースで進めてあげて下さいね。散歩の楽しさがわかってくると、どんどん歩いてくれます。
まとめ
ワンちゃんが実際に家にやってくると楽しさと同時に生き物を飼う大変さも知りますね。
人間だけの生活から、犬が1匹加わる事で大きく生活スタイルも変わります。
慣れないうちはどうしても飼い主さんは神経質になってしまいますが、犬の性格を知ってその犬にあったしつけをしていくと早く覚えてもらって良いと思います。
しつけをして成功した時は沢山褒めてあげて下さいね。飼い主さんに褒められる事は犬にとって何より嬉しくてもっと褒めてもらいたいと思ってくれます。